K-1ライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)が7月17日、福岡国際センターで朝久泰央(23)の挑戦を受ける。

「K-1 WORLD GP 2021」でタイトル戦を行うもので、主催のK-1実行委員会が18日、都内で発表した。

ゴンナパーは昨年12月のK-1両国大会で林健太からベルトを奪った。3月28日のケイズフェスタ4Day2では、ミャンマーラウェイ王者・南雲大輝に2回KO勝ち。今回の初防衛戦で難敵の朝久を迎える。

試合まで2カ月。日本国内での練習でパンチとキックに磨きをかける。「自分のスタイルを崩さず、強いところをさらに良くする。(朝久が出身の空手に対し)防御の練習を強化したい」と意気込んだ。

対する朝久は福岡県うきは市出身。昨年3月のケイズフェスタ3でのノンタイトル戦で、当時の同級王者林からダウンを奪って勝利を収めている。「タイ人が1番強い夏にやりたいと思っていた。普段来られない仲間が応援してくれるのでいつもより強い自分を見せられると思う」と地元でのタイトル奪取に気合を入れた。

前王者を破った者同士が拳を合わせる今回の”決着戦”。勝負の行方は予断を許さない。

なお、この日は安保瑠輝也-幸輝のK-1ウエルター級スーパーファイトなどに加え、熊本のK-Jeeと福岡の山田真子という九州出身選手の参戦も発表された。