19日(日本時間20日)に米ラスベガスで世界戦に臨むボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム王者井上尚弥(28=大橋)のセコンドに入るため、大橋秀行会長(56)、松本好二トレーナー(51)、佐久間史朗トレーナー(50)が15日(同16日)、渡米した。 IBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)の調整を進めている現地の井上からの依頼で、塩分4%の梅干し、おにぎりに巻くための焼きのり、数種類のカステラを持参。「通常の梅干しは塩分8%だから、こだわりがあるんだろうね。カステラは味が違う数種類があった方がいいから」と大きな荷物をスーツケースに詰め込んだ。

現地入り後、すぐに試合会場となるヴァージン・ホテルズ・ラスベガスに入り、井上らと合流予定。17日の試合前最終会見、18日の前日計量など、予定されている公式スケジュールに帯同する。大橋会長は「現地でも、すごくいい調整ができていると聞いている。頑張ってきます」と力強かった。