80~90年代に全日本プロレスに参戦していた米国人プロレスラー、クリス・ヤングブラッド(本名クロス・ロメロ)さんが死去した。7日(日本時間8日)、複数の米メディアが報じた。55歳だった。死因は明らかにされていない。

プロレスラーの故リッキー・ロメロさんが父となるヤングブラッドさんは84年にプロレスデビューを果たし、兄マークとの兄弟タッグを結成。87年11月に全日本プロレスに初参戦し、インディアン系のコスチューム姿でW世界最強タッグ決定リーグに出場した。

米WCWなどを経て、92年1月から常連外国人として約5年間、再び全日本マットに参戦。スタン・ハンセン、アブドーラ・ザ・ブッチャーらとも対戦した。00年以降は米団体を経て、引退後もインディー団体を主宰するなどプロレスの裏方業を続けていた。