新日本プロレス管轄のIWGP・USヘビー級タイトルマッチがAEWマットで開催され、挑戦者のランス・アーチャーが勝利し、1年7カ月ぶりの同王座返り咲きに成功した。

6度目の防衛戦だった王者ジョン・モクスリーと自ら要求した反則裁定なしのテキサスデスマッチ形式で挑み、10カウントを奪って激戦を制した。

いす、テーブル、有刺鉄線、フォークの凶器攻撃が続く激戦で、両者ともに額から流血した。王者得意のパラダイムシフト、フォーク攻撃をしのいだアーチャーはエプロンでの攻防からフォーク攻撃のお返し。さらに場外に設置された有刺鉄線テーブルにモクスリーをチョークスラムでたたきつけ、10カウントを奪ってみせた。20年1月の新日本プロレス東京ドーム大会で同じテキサス・デスマッチ形式でIWGP・USヘビー級王者としてモクスリーの挑戦を受けて10カウントを許して王座陥落。リベンジを果たしての王座返り咲きとなった。

また試合後、新日本のユニット「バレットクラブ」のヒクレオがリングに姿をみせ、アーチャーは同王座への挑戦を要求されていた。