ハリウッド俳優活動を中断し、WWE復帰したジョン・シナ(44)が電撃的にWWEユニバーサル王座戦の調印書にサインした。8月21日(日本時間22日)に米ラスベガスで控えるPPV大会サマースラムで同王者ローマン・レインズに挑戦することが決定した。

前週レインズに挑戦者として認められた初代王者フィン・ベイラーが挑戦者として同王座戦調印式に出席。WWEオフィシャルのアダム・ピアース、ソーニャ・デヴィルも見守る中、王者レインズは「ベイラーは王座挑戦にふさわしいが、倒して(前所属の)NXTに送り返してやる」と挑発しながら調印書にサイン。一方のベイラーも「NXTにユニバーサル王者として戻るよ」と皮肉交じりにサインしようとすると、突然、不運続きのバロン・コービンが姿をみせ、ベイラーを背後から襲撃。強奪した調印書にサインしようとしたコービンの目前に、満を持してシナが姿を現した。

そのままコービンをコーナーポーストに投げつけて蹴散らすと、いら立つレインズを横目に不敵な笑みをみせながら調印書へとサインを済ませた。そのままピアースに書類を手渡し、リングを後にした。調印式後、王者のスポークスマンとなるポール・ヘイマンがピアース、デヴィルに抗議したものの「レインズとシナのサインがあれば十分。レインズはシナ相手にサマースラムでユニバーサル王座防衛戦だ」と王座戦の成立を認めていた。