9月20日、横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP2021 JAPAN~よこはまつり~」(日刊スポーツ新聞社後援)で重量級の夢対決が実現する。

元K-1ヘビー級王者でプロボクシング元日本、東洋太平洋、WBOアジア太平洋統一同級王者の京太郎(35=チーム京太郎)が同級3分3回でK-1クルーザー級王者シナ・カリミアン(33=イラン/POWER OF DREAM)と対戦することが4日、発表された。

明るいレッドのヘアスタイルで登場した京太郎は「ボクシングから戻ってきましたが、本当にK-1を見ている人も多い。K-1の良さ、すごさが続くように戦えればと思います」と短めに意気込み。1階級下の現役王者との対戦となるものの「今までと同じで相手の試合は見ない。旧K-1出ていた時もリングに立ってからでないと分からないし、見てもしようがない。1つ言えるのは90キロでやっている人と、2メートルでも3メートルでもやっている自分とでは覚悟が違うと。いろいろ階級はあるけれど、多分、ヘビー級が1番見せられると思う」と自信を示した。

一方のカリミアンは「今回組んでいただいたことは光栄。キャリアある京太郎選手と戦うことはファンも楽しみにしているだろう。過去に京太郎選手が戦ってきた相手はすごい有名な強い選手だが、私は気にしていない。自分の力を信じて勝つだけ」と静かに燃えていた。