地元沖縄県那覇市出身の宮城寛克(30=赤雲会)が、20歳差対決に完勝した。地元鹿児島で薩摩ジム会長として指導もしている元キックボクシングNKBミドル級1位ロペス薩摩(50=薩摩ジム)と対戦。1回1分30秒すぎに右ストレートでロープに吹っ飛ばすと、約30秒以上にも及ぶ左右連打の猛ラッシュでスタンディングダウンを奪った。

再開後に強烈な右フックを決めてダウンを奪うと、レフェリーはカウントを数えずに試合を止めた。

TENKAICHIウエルター、ミドル級2階級制覇王者としての実力を見せつけた宮城は「12月31日、予定は空いているのでよろしくお願いします」と、大みそか大会への出場を熱望した。