無期限出場停止処分から復帰した「野獣」ブロック・レスナー(44)が22年1月1日(日本時間2日)のPPV「DAY1」大会で、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)に挑戦することが決まった。

処分解除となったレスナーは大会冒頭にリングインし「ここに来た理由はユニバーサル王座(挑戦)だ」と意向を表明したが、姿を見せた同王座の次期挑戦権を保持するサミ・ゼインから「俺は次期ユニバーサル王座挑戦者。DAY1大会で王者レインズを倒すから、レスナーとも喜んで対戦するよ」といなされた。しかし、野獣はここで終わらない。ゼインの肩を組みながら「なぜレインズとの王座戦を今日やらないんだ?」と詰め寄って、最後は嫌がるゼインの腕をひねりながら強引に大会メインでの王座挑戦を決めさせた。

さらにレスナーはWWEオフィシャルから来年1月1日のDAY1大会での王座挑戦を認めさせると、メインイベントの王座戦前、挑戦者ゼインをジャーマン3連発、F5連打で大ダメージを与えた。既にKO状態のゼインに対し、ユニバーサル王座戦に入った王者レインズはスピアーからのギロチン(前方裸絞め)で絞めて秒殺勝ち。レスナーのもくろみ通り、1月1日のPPV大会でレインズ挑戦の舞台が整った。