IWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードが好敵手を下し、初防衛に成功した。

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21年ベスト・オブ・スーパージュニア覇者高橋ヒロム(32)の挑戦を受け、16分18秒、ピンチェ・ロコ(ダブルアーム式変型フェイス・バスター)で下した。デスペラードにとって同王座防衛戦で初めてライバルを倒した。

エルボー、張り手、逆水平チョップの応酬で始まったライバル対決。サンセットフリップ・パワーボムを浴びて場外に落ちて背中を強打しながらもスパイン・バスターから得意のギターラ・アンヘル(シットダウン式変形パワーボム)も成功させた。挑戦者の猛追を抑えながら、最後はピンチェ・ロコ連発で仕留めた。

直近の前哨戦は引き分けだった高橋との防衛戦に向け、デスペラードは「これ(ベルト)を持った状態でオレはヒロムに勝ってねえ。まだオレの時間は止まったまま。時間を進めるためにも、これを持って、アイツに勝つ」と“新日本ジュニア頂上決戦”を見据えていた。そして、ついにIWGPジュニア王座の防衛戦で、ライバル高橋を撃破した。