新日本プロレス東京ドーム大会、レッスルキングダム(WK)16が開幕。今年は4、5日の東京ドーム大会の2連戦に加え、8日の横浜アリーナ大会で約5年ぶりのプロレスリング・ノアとの対抗戦も開催。

初日の4日メインでは王者鷹木信悟がG1クライマックス覇者オカダ・カズチカに敗れた。


混迷極めたIWGPヘビーのベルト問題に終止符?/新日本WK見どころ1

柴田勝頼ついに復活 棚橋はUS王者返り咲き狙う/新日本WK見どころ2


第0試合<「KOPW2022」進出権争奪ニュージャパンランボー>


KOPW 2022決定戦4WAYマッチ進出権獲得


チェーズ・オーエンズ鈴木みのるCIMA矢野通

矢野通、CIMAら勝ち残り 藤波辰爾も参戦 KOPW2022進出権争奪

矢野「あああああ! 2022年も私とベイビーの絆は何人たりとも、3人が束にかかってこようとも、私とベイビーの絆をはがすことはできない。明日、それを証明する!」

チェーズ「ここでもすべての障害をなぎ倒し、3回目のNO・1になってみせる。その(可能性がある)4人に残った。何にしても明日、KOPWの4人でのファイナルですべての陰謀を明らかにする」

「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーに臨む藤波(撮影・滝沢徹郎)
「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーに臨む藤波(撮影・滝沢徹郎)
真壁(右)にドラゴン・スクリューを見舞う藤波(撮影・滝沢徹郎)
真壁(右)にドラゴン・スクリューを見舞う藤波(撮影・滝沢徹郎)
勝ち抜いた鈴木(奥)は矢野(下)を攻める。左はCIMA。右はチェーズ・オーエンズ(撮影・滝沢徹郎)
勝ち抜いた鈴木(奥)は矢野(下)を攻める。左はCIMA。右はチェーズ・オーエンズ(撮影・滝沢徹郎)

※シングルマッチからスタートして1分毎に1選手が登場してくる時間差バトルロイヤル

敗れた選手から退場していき、最後の4選手になった時点で決着とする。なおトップロープを越えて場外に転落した選手も退場となる。


オープニングに猪木氏が登場

アントニオ猪木「オカダにもう1度リングに上がってと」試合前にメッセージ

オープニングの動画で元気な姿を見せるアントニオ猪木氏(撮影・滝沢徹郎)
オープニングの動画で元気な姿を見せるアントニオ猪木氏(撮影・滝沢徹郎)

第1試合

<スペシャルシングルマッチ>


YOHファイブスタークラッチSHO

YOHが元相棒SHOに勝利「裏切ってくれてありがとう」

YOH「思ったのは本当に1つなんですけどSHO君に対して『裏切ってくれてありがとう』って思ってます。それだけです」

SHO「おいYOH、おめえそんな下卑(げび)た勝ち方しかできねえのか? おい、ふざけんじゃねえ。今日はよぉ、俺は負けてねえんだよ。あいつの負けだよ。恥を知るがいい!」

場外のSHO(下)を攻めるYOH(撮影・滝沢徹郎)
場外のSHO(下)を攻めるYOH(撮影・滝沢徹郎)
試合後、凶器攻撃を仕掛けるSHO(右)に蹴りを見舞うYOH(撮影・滝沢徹郎)
試合後、凶器攻撃を仕掛けるSHO(右)に蹴りを見舞うYOH(撮影・滝沢徹郎)

第2試合

<6人タッグマッチ>


ロッキー・ロメロ、田口隆祐、棚橋弘至反則エル・ファンタズモ、石森太二、KENTA

怒りの棚橋弘至!竹刀奪い返しKENTAメッタ打ち 反則負け

棚橋「東京ドームで反則負けっていうのは記憶にないし、自分でも落ちるところまで落ちたなと思ってるけど、明日のために、明日やり返せばいいだけだから」

KENTA「お前、これぐらいやってもらわなきゃ困るんだよ。面白いじゃねえか、棚橋。明日な、ガッチリやってやるよ」

KENTA(下)から奪った竹刀で攻撃する棚橋(撮影・滝沢徹郎)
KENTA(下)から奪った竹刀で攻撃する棚橋(撮影・滝沢徹郎)
KENTA(左)から奪った竹刀で攻撃する棚橋(撮影・滝沢徹郎)
KENTA(左)から奪った竹刀で攻撃する棚橋(撮影・滝沢徹郎)

第3試合

<6人タッグマッチ>


BUSHI、SANADA、内藤哲也ヒドゥンブレイドウィル・オスプレイ、グレート-O-カーン、ジェフ・コブ

オスプレイ組が内藤哲也組を破る「帝国のための新時代の幕開け」

内藤「2022年の目標は、2023年1月4日、東京ドーム大会のメインイベントに戻ること。そこを目指して、年始からトップギアでいきたいと思いますよ。そのためにも、明日のジェフ・コブ戦は絶対に負けられない試合」

オスプレイ「ベルトは今、ここにある。IWGP世界ヘビー級チャンピオンはオレだ。明日、オレは唯一無二のIWGP世界ヘビー級チャンピオンであることを証明する」

マスク姿で入場する内藤(撮影・滝沢徹郎)
マスク姿で入場する内藤(撮影・滝沢徹郎)
ジェフ・コブ(下)に投げられる内藤(撮影・滝沢徹郎)
ジェフ・コブ(下)に投げられる内藤(撮影・滝沢徹郎)
SANADA(下)を攻めるグレート-O-カーン(撮影・滝沢徹郎)
SANADA(下)を攻めるグレート-O-カーン(撮影・滝沢徹郎)
BUSHI(左)を攻めるウィル・オスプレイ(撮影・滝沢徹郎)
BUSHI(左)を攻めるウィル・オスプレイ(撮影・滝沢徹郎)

第4試合

<スペシャルシングルマッチ キャッチレスリングルール>

※試合直前に柴田がプロレスルールを提案


柴田勝頼P.K成田蓮

柴田勝頼17年4月以来の復帰戦 LA道場門下生成田蓮に勝利

柴田「無事、復帰をいたしました。実際自分では見ていないんでどういう試合だったか分からないけど、一番大事な何か魂っていうか、そういうものをぶつけ合えたかなと思います。自分の今後は分かんないっすね。ただひとつ言えるのは俺の試合はプロレスだった」

成田「柴田さんにプロレスで負けました。またLAに戻って練習します。以上です」

成田(下)をコブラツイストで攻める柴田(撮影・滝沢徹郎)
成田(下)をコブラツイストで攻める柴田(撮影・滝沢徹郎)
試合に勝利しさけぶ柴田(撮影・滝沢徹郎)
試合に勝利しさけぶ柴田(撮影・滝沢徹郎)

第5試合

<NEVER無差別級選手権試合>


石井智宏EVILEVIL

EVIL 石井智宏破りNEVER無差別級王座奪取

EVIL「ざまあみろ、このやろー。これ(ベルト)は、オレのものだ」

乱入した高橋(左)から急所攻撃を食らう石井(中央)。右はEVIL(撮影・滝沢徹郎)
乱入した高橋(左)から急所攻撃を食らう石井(中央)。右はEVIL(撮影・滝沢徹郎)
試合後、ベルトを手に石井を踏みつけるEVIL(撮影・滝沢徹郎)
試合後、ベルトを手に石井を踏みつけるEVIL(撮影・滝沢徹郎)
 
 

第6試合

<IWGPタッグ選手権試合>


ザック・セイバーJr、タイチ奈落YOSHI-HASHI、後藤洋央紀

後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組がIWGPタッグ初戴冠

YOSHI-HASHI「時間はかかったんですけど、この新日本で昔から伝統のあるIWGPという名のベルトを取ったということはすごくうれしい」

後藤「今年はオレらがこのタッグを引っかき回すんで期待していてください」

タイチ(中央)を攻める後藤(手前)とYOSHI-HASHI(撮影・滝沢徹郎)
タイチ(中央)を攻める後藤(手前)とYOSHI-HASHI(撮影・滝沢徹郎)
ベルトを肩に勝ち名乗りを受けるYOSHI-HASHI(左)と後藤(撮影・滝沢徹郎)
ベルトを肩に勝ち名乗りを受けるYOSHI-HASHI(左)と後藤(撮影・滝沢徹郎)

第7試合

<IWGPジュニアヘビー級選手権試合>


エル・デスペラードピンチェ・ロコ高橋ヒロム

デスペラードIWGPジュニア初防衛 ライバル高橋ヒロム撃破

デスペラード「次の話をしよう。何か第0試合に面白いヤツが上がっていなかった?」

高橋「死ぬほど悔しい。BOSJ2連覇した男が王座戦に敗れてすべてが終わってしまう。デスペラード、お前とやりたい」

高橋(下)にダイビングボディープレスを仕掛けるエル・デスペラード(撮影・滝沢徹郎)
高橋(下)にダイビングボディープレスを仕掛けるエル・デスペラード(撮影・滝沢徹郎)
高橋(左)にパンチを見舞う攻めるエル・デスペラード(撮影・滝沢徹郎)
高橋(左)にパンチを見舞う攻めるエル・デスペラード(撮影・滝沢徹郎)
高橋(左)を攻めるエル・デスペラード(撮影・滝沢徹郎)
高橋(左)を攻めるエル・デスペラード(撮影・滝沢徹郎)
歴代IWGPジュニアヘビー級王者
歴代IWGPジュニアヘビー級王者


第8試合

<IWGP世界ヘビー級選手権試合>


鷹木信悟レインメーカーオカダ・カズチカ

オカダ・カズチカ 鷹木信悟を破りIWGP世界ヘビー級初戴冠

鷹木「勝者が正義とあれだけあおって負けたんだから何も言えねえよ」「今度こそゼロからやり直すよ。まだ今年は始まったばかりだから陽はまた昇るはずだ」

オカダ「まだまだ50周年イヤーは始まったばかり。コロナという大きな敵と戦っているが、何度倒れても僕たちは戦う」

鷹木(手前)にドロップキックを見舞うオカダ(撮影・滝沢徹郎)
鷹木(手前)にドロップキックを見舞うオカダ(撮影・滝沢徹郎)
鷹木(左)にレインメーカーを見舞うオカダ(撮影・滝沢徹郎)
鷹木(左)にレインメーカーを見舞うオカダ(撮影・滝沢徹郎)
鷹木(手前)にレインメーカーを決めるオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
鷹木(手前)にレインメーカーを決めるオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
試合後、ウィル・オスプレイ(右)から挑発を受けるオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
試合後、ウィル・オスプレイ(右)から挑発を受けるオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
新王者となりベルトを巻きポーズを決めるオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
新王者となりベルトを巻きポーズを決めるオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
歴代のIWGP世界ヘビー級王者
歴代のIWGP世界ヘビー級王者
オカダと鷹木の比較
オカダと鷹木の比較

内藤哲也「東京Dのメインに必ず帰ってくる」約束守るためベルト狙う

棚橋弘至 もう1度USヘビー王者として米へ 逸材3原則で苦難乗り越える

オカダ・カズチカ 我慢や悩みは天敵 大試合の前は「牛丼大盛り」

王者鷹木信悟「俺も熱くなって無敵に」クールなオカダを熱い戦いに巻き込む