K-1バンタム級日本最強決定トーナメント準優勝の壬生狼一輝(20=力道場静岡)が憧れのプロレスラー大仁田厚から電流爆破マッチの対戦オファーを受けた。

26日、都内のホテルで開催された年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」に出席。年間を通じて記者会見で大仁田風の口調を貫いて団体を盛り上げたとして「ベスト・オブ・記者会見賞」を獲得。プレゼンターとして大仁田と対面した。

大仁田から「大仁田厚、電流爆破男がK1ステージに立つのは何十年か前には考えられなかった。武尊選手のようにK-1で登りつめたら、オレと電流爆破やろう。ルールはここで決めたい。キックは痛いからなし、パンチなし、寝技のみだ! K1リングでやろう」との提案を受けた。

「電流爆破、やりたいです!」と目を輝かせた壬生狼は、大仁田から直接指導を受けながら「電流爆破をやらねえなら、K-1に出ねえぞ! 中村(プロデューサー)さん、よろしく!」と宣言。最後は「ボクに邪道魂を注入してください」とお願いし、大仁田の水霧も浴びた。ツーショット撮影時には2人そろって「1、2、3、ファイアー!」と表彰式を盛りあげた。