世界ボクシング評議会(WBC)は25日(日本時間26日)、ウクライナへのロシア軍侵攻を受け、ロシア内でのWBCに関するボクシング活動を一切、認めない方針を示した。公式サイトで「ひどい戦争の勃発を目撃しました。世界の統治機関として、この紛争が合意に基づく方法で解決されるまで、ロシアでのすべてのWBCボクシング活動を認めない」などと声明を発表した。

また、世界ボクシング協会(WBA)は週明けの28日にも会議を開催し、ロシア内でのWBAに関する世界王座、地域王座の開催を一切停止することを決める見通し。さらに世界ボクシング機構(WBO)はフラシスコ・バルカルセル会長が公式SNSで「WBOはウクライナへの侵略が続く限り、ロシアの世界王座、地域王座の試合を認めないことを検討しており、ロシア人ボクサーのランキング除外も検討している」と報告した。