昨夏の東京五輪ボクシング女子フライ級銅メダリストの並木月海(23=自衛隊)が、那須川天心(23=TARGET/Cygames)のプロボクシング転向に太鼓判を押した。那須川のRISEラストマッチを生中継したABEMAに特別ゲストとして出演。風音(23=TEAM TEPPEN)に2-0の判定勝利を収めた那須川に「本当に偉大だと思った。(ボクシング転向も)天心ならどこまでもやってくれると楽しみになった」と話した。

並木は4歳で空手を始め、初試合だった千葉県の地域大会決勝で那須川と対戦。負けたものの、以来、仲良くなり、家族ぐるみの付き合いをしている。合同練習も度々してきた。空手から並木はボクシングに転向し、那須川はキックボクシングで一時代を築き、6月19日に東京ドームでのK-1王者・武尊(30)とのドリームマッチを最後に、ボクシングへの転向を表明している。幼なじみと再び同じ道を歩むことになったことに並木は「不思議」と話し、「自分も負けないように頑張りたいと思う」と新たな刺激を受けていた。