総合格闘家の萩原京平(26=SMOKER GYM)が、「萩原革命」を起こす。

5日開催の総合格闘技RIZINランドマーク大会3(会場非公開)で、メインイベンターを務める萩原が4日、都内で前日計量に臨み、契約体重68・0キロちょうどでパス。「明日はやりたいようにやって暴れるだけ。革命を起こします」と意気込みを語った。

メインイベントで対戦するRIZIN4連勝中の難敵クレベル・コイケ(32)と、26秒間のフェースオフ(にらみ合い)を展開。スタッフから「ありがとうございます。もう大丈夫です」とアナウンスされても、お互いになかなか離れようとせず。会場に緊張感を漂わせた。

前日3日の大会前インタビューでは「今までで一番調子がいい。このメンタルのままいけば何かが起こる。期待しておいてほしいですね」と声を弾ませた。勝利の鍵は、原点回帰。「昔の自分らしく思いっきり暴れてやろうと思っています」と、かつての自分にヒントを得たことを明かした。

今年3月の弥益ドミネーター聡志戦では1回一本負けを喫した。「(21年10月の)朝倉戦くらいから『きれいにやろう』と意識しすぎていた」と反省。「(20年大みそか)平本戦ぐらい(が理想)かな。本能で動いた試合。『なるようになるやろ』っていう気持ちでやっていた時に戻る」。初心に立ち返り、再起戦に臨む。

相手は次期RIZINフェザー級王者挑戦者と目される強敵。「勝ってタイトルマッチとか、先のことは考えていない。とにかく下馬評をひっくり返すのが萩原革命です」。フェザー級のトップ戦線をかき乱す。