総合格闘技RIZINは5日、番組ごとの視聴課金となるPPV(ペイ・パー・ビュー)を中心としたスタジオマッチ、「ランドマーク大会」の第3回大会(会場非公開)を開催する。

同シリーズは「コロナ禍を生き抜くための新しいチャレンジ」として昨年10月に旗揚げ。今大会は、メインイベントでフェザー級の雄クレベル・コイケ(32=ボンサイ柔術)と萩原京平(26=SMOKER GYM)が対戦するほか、賞金100万円をかけたタッグによるグラップリングマッチなど5試合が行われる。

昨年10月の第1回大会は、独占配信を行ったU-NEXTでサーバーがダウン。予定から1時間遅れの開始となったことに加え、ウェブで申し込んだ約6%が視聴できないアクシデントに見舞われた。今年3月に開催した第2回大会は、配信社を9社に増数。RIZIN榊原信行CEOは「売り上げも第1回大会に迫った。このスタイルで定期的にやっていける」と、手ごたえを口にしていた。

今大会も、引き続き9社が配信を担当する。だが、出場を予定していた、昨年の大みそか大会で堂々のデビューを果たした元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(19=BRAVE)は、大会1週間前にケガのために欠場を発表。さらに第1試合に出場予定のZENKIは、4日の前日計量を失敗するなど、アクシデントが続いた。どのような結末を迎えるのか。大会の力量が試されている。