19日に行われた立ち技格闘技イベント「THE MATCH 2022」(東京ドーム)で、K-1王者武尊(30)との“世紀の一戦”を判定5-0で制したRISE王者那須川天心(23)が20日、ボクシング転向について話した。

那須川は武尊戦を最後にボクシング転向を表明していた。この日、改めてその思いについて問われると、「この件については、これから決めていくので、言えることはありません」とした。

前日19日の試合後には「5カ月くらい休みたい」と休養を示唆する場面もあったが「5カ月というのはあれですけど。あんまり決まっていないので言えないです。(武尊に)負けたら、ボクシング転向はできないと思っていました。6月に試合をすると決めた時からそういう覚悟はありました」と話した。

那須川が登壇する前に行われた会見で、今大会でRISEの志朗に勝利したK-1の玖村から、「キックに戻ったらやりたい」と名指しで宣戦布告された。那須川はキックに戻る可能性については「ほぼない」と否定。「生半可な気持ちで転向する気はない」とした。

今後のビジョンについては「イメージはしている」ときっぱり。「僕がどこまでできるかわからないので、そこからじゃないですか。チャンピオンになるというのは誰しもがある。そこに向かってやっていくのは確かです」と話すにとどめた。

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