ロウ女子王者ビアンカ・ブレアが30日(日本時間31日)に控える真夏の祭典サマースラム大会(米ナッシュビル)で前王者ベッキー・リンチと防衛戦に臨むことが発表された。先にリング登場したリンチから「今回のロウ女子王座戦の勝者とサマースラムで対決することが正式に決まったぞ」と報告されると、ブレア、カーメラが登場した。

3人が舌戦を展開後、リンチ、カーメラの襲撃を受けたブレアは前王者の得意技マンハンドルスラムをたたき込まれた。そのダメージを負ったまま防衛戦に臨んだブレアは、ふらつきながらも背骨折り2発やドロップキックで攻め込んだ。リングアウト勝ちを狙うカーメラの攻撃に苦戦しながらも、最後はKOD(キス・オブ・デス=変形フェイスバスター)で仕留め、フォール勝ちした。

ベルトを死守したブレアは試合後、ゲスト解説席にいたリンチにベルトを投げ捨てられ、2人の遺恨はさらに根深いものになった。