日本プロボクシング協会は来春のチャンピオンカーニバル(日本王者による指名試合シリーズ)に出場する最強挑戦者決定戦の全階級カードを発表した。今秋に日本ランキング上位、世界ランカーらが優先挑戦権を懸けて拳を交える。ミニマム級はWBOアジア・パシフィック同級王者重岡優大(25=ワタナベ)-日本同級1位仲島辰郎(28=平岡BS)戦が決定。11月17日、東京・後楽園ホールで開始される。

ライトフライ級は同級1位冨田大樹(24=ミツキ)-同級2位芝力人(26=真正)戦、スーパーフライ級は同級2位川浦龍生(28=川島)-同級3位高山涼深(25=ワタナベ)戦、バンタム級は同級1位南出仁(27=セレス)-同級2位与那覇勇気(真正)戦、スーパーバンタム級は同級1位田村亮一(35=JBスポーツ)-同級2位古橋岳也(川崎新田)戦、フェザー級は同級1位佐川遼(28=三迫)-同級2位渡部大介(31=ワタナベ)戦にそれぞれ決まった。

スーパーフェザー級は同級1位波田大和(25=帝拳)-同級2位原優奈(37=真正)戦に決まり、10月1日、東京・後楽園ホールで行われる。ライト級は同級1位仲里周磨(25=オキナワ)-同級2位鯉淵健(26=横浜光)戦に決定。ウエルター級は同級1位重田裕紀(31=ワタナベ)-同級2位坂井祥紀(31=横浜光)戦に決まり、10月22日に東京・後楽園ホールで開催される。スーパーウエルター級は同級1位中島玲(24=石田)-同級2位越川孝紀(31=一力)戦となった。

なおフライ級は同級1位山内涼太(27=角海老宝石)、スーパーライト級は同級1位アオキ・クリスチャーノ(33=角海老宝石)が不戦により、王座挑戦権を手にした。なおミドル級は不成立となった。