レイ・ミステリオJr.がWWEデビュー20周年を飾る勝利を挙げた。

スポーツの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンに集まった観衆による大声援の中、息子ドミニク・ミステリオと一緒にリングに立った。02年にWWEと契約した「神秘の王」は「20周年は特別だ。最初の試合は14歳だった。世界を旅して稼いで、みんなが楽しめるようにレジェンドたちと戦ってきた」と感慨深く振り返った。さらにディーン・マレンコ、バティスタ、カート・アングル、エッジ、エディ・ゲレロとリングで縁の深かったレスラーの名を挙げながら「みんなの20年間の愛とサポートに感謝している。みんな愛しているぞ。本当にありがとう」と述べた。

そこに拍手をしながら現れたヒールユニット「ジャッジメント・デイ」のフィン・ベイラー、ダミアン・プリーストに取り囲まれるとそのままタッグ戦となって激突。ミステリオJr.がドミニクとのダブル619(変形ブーメランキック)からベイラーにフロッグスプラッシュを成功させ、WWEデビュー20周年を勝利で飾った。

試合後、ミステリオ親子が控室に戻って家族や仲間とお祝いをしているとジャッジメント・デイの襲撃を受けた。この遺恨を受け、30日(日本時間31日)の真夏の祭典サマースラム大会(米ナッシュビル)でミステリオ親子がベイラー、プリースト組とのノーDQ(反則裁定なし)形式タッグ戦に臨むことが決まった。