K-1ライト級の与座優貴(24)が12日、同級タイトル挑戦に改めて名乗りを上げた。福岡国際センターで前日開催の「K-1 WGP 2022」(日刊スポーツ新聞社後援)での同級スーパーファイトで篠原悠人(24)に2回KO勝ち。この日、福岡市内で行われた一夜明け会見で王者朝久泰央(24)に宣戦布告した。

与座は2月27日、K-1東京体育館大会のノンタイトル戦で朝久泰と対戦、K-1デビュー戦ながら、3-0で延長判定勝ちした。今回、朝久泰の地元で直接再戦でのタイトル戦が期待されたが、与座戦で負った朝久泰の足のケガが完治せず、代わりに同級の実力者篠原と対戦した。結果は与座の完勝。年内のタイトル挑戦が濃厚となった。

同級前王者ゴンナパー・ウィラサクレック(29=タイ)も前夜にTKO勝ち。有力な挑戦者候補となった。そのことも踏まえ与座は「自分は朝久選手に勝っているので、先にやらせてもらいたい。そして、自分がチャンピオンになって最初にゴンナパー選手とやりたい」と話した。