現役女子高生ファイター須田萌里(SCORPION GYM)が、2年前の雪辱を果たした。

メインイベントとなったアトム級(47・6キロ契約)5分3回戦で、柔道黒帯でコスプレイヤーとしても活躍する村上彩(フリー)と対戦した。20年10月のプロデビュー戦では判定で敗れている相手だが、この日はグラウンドの展開になってもやりたいことをさせず。得意の腕ひしぎ十字固めこそ奪えなかったものの、判定3-0でやり返した。

「デビュー戦で負けてしまって、そこからすごく悔しかった。こうやって2年後にリベンジできてすごくうれしいです」と、おえつまじりに話した。

そして「目標は大島選手のアトム級のベルトにリベンジすること」と、今年5月に返り討ちにあった、DEEP女子アトム級王座保持者の大島沙緒里に再挑戦を要求。「私は負けて強くなる。チャンスをください」と、まだあどけなさが残る笑顔で呼びかけた。

須田は、今年7月のRIZIN沖縄大会にも出場。地元のにっせーから一本勝ちを収めるなど「寝技の萌ちゃん」として人気を集めていた。