WWE女子タッグ王者イヨ・スカイが大観衆の前で同王座獲得を報告した。同じユニット「ダメージCTRL」所属のパートナー、ダコタ・カイ、ユニットのリーダー格となるベイリーとともにリングに姿をみせた。先にベイリーが「ダコタ・カイとイヨ・スカイが新たなWWEタッグ王者になったぞ!」と2人の王座奪取を誇ると、誇らしげに白いベルトを持ったスカイは「スマックダウンは私たちのショーになった」と王者の貫禄を示した。

そこに前女子タッグ王者ラケル・ロドリゲスが報復に現れ、ベイリーがシングル戦に臨むことが決定。体格とパワーに勝るロドリゲスに苦戦し、スプラッシュやスピニングスラムで攻め込まれた。場外でスカイも投げられ、カイとともに倒れこんでしまった。この乱闘を契機にベイリーはロドリゲスの左ひざを集中攻撃。ランニングニーから徹底的に左ひざを関節技、蹴り技で攻めまくった。動きの鈍くなったものの、意地で動くロドリゲスのエルボーでベイリー、カイがリングに倒れこんだ。

ベイリーを持ち上げてとどめを刺そうとしたロドリゲスの背後から、絶妙のタイミングでスカイが姿を見せた。レフェリーの死角を突き、ロープ越しにロドリゲスの顔をかきむしって視界を遮った。動けなくなったロドリゲスにベイリーがローズプラント(変形フェイスバスター)をたたき込み、勝利をつかんだ。

試合後、スカイ、ベイリーがロドリゲスを襲っていると、救出に現れたショッツィにリングから追い払われたものの、スカイはベイリーの勝利を“アシスト”する好セコンドぶりをみせて存在感を示していた。