新日本プロレスは4日、1日に心不全のために79歳で死去した団体の創設者、アントニオ猪木さんが今年9月1日より「終身名誉会長」に就任していたことを発表した。

公式サイトで「新日本プロレスでは、今年旗揚げ50周年を迎えるにあたり、創設者であるアントニオ猪木さんに弊社の終身名誉会長職を内々に打診しており、快諾をいただき、去る9月1日から、終身名誉会長に就任していただいておりました」と発表した。

また、この件に関しては10月10日の東京・両国国技館大会にて、ファンへ報告予定だったとことも説明した。

日刊スポーツの取材に対し、新日本の大張高己社長は「50周年の集大成となる(来年)1・4東京ドームにご来場いただくことも予定していました。今も新日本創設者並びに伝説のレスラー『アントニオ猪木』への我々の思いは変わらず、日本だけでなく世界中のファンの皆様も同様だと思います。猪木さんをしのびつつも、感謝と尊敬の念をしっかりお伝えできる場所を用意していく所存です」とした。