WBC世界スーパーフライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)が、WBO世界同級王者井岡一翔(33=志成)との対決を希望した。

同級1位ローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)との3度目の対決に2-0の判定勝ち。空位だったWBC世界同級王座を獲得した。ゴンサレス戦は12年11月の初対決で判定負け、21年3月の2度目対決では判定勝ちを収めており、これで対戦戦績を2勝1敗とした。

試合後の会見でエストラーダは「私が間違っていなければ、井岡は4階級制覇王者。彼との対戦は特別な挑戦になるだろう。私はフライ級時代から彼と戦いたいと思っていた」と口にした。

また。契約する英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表は「ロマゴンとの4度目の対決は最大の試合になるが、スーパーフライ級で4団体統一王者が見たい」とキッパリ。大みそかの井岡-WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)による2団体王座統一戦の勝者との対戦が「エストラーダにとって理にかなっている」とマッチメークに自信を示していた。