RIZIN5連勝中のキックボクシングKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者、鈴木千裕(23=クロスポイント吉祥寺)がKNOCK OUTの3・5代々木大会(東京・代々木第2体育館)でアルゼンチンの強豪マルコス・リオス(23)と同級3分3回(延長1回)で激突すると31日、発表された。主戦場となるKNOCK OUTリングは昨年1月以来、1年2カ月ぶりの参戦となる。

21年9月からRIZINに参戦中の鈴木は、キックボクシングと総合格闘技の「二刀流」ファイターとして活躍中。昨年大みそかのRIZIN40大会では、中原由貴を1回KOで撃破し、RIZIN5連勝をマークした。

一方のリオスはキックボクシングマニアの間で“南米最強”との異名を持つキックボクサー。初来日で23歳にしてプロキャリア71戦で、これまで7本のベルトを獲得している。強烈なファイトスタイルから「WASABI(ワサビ)」との愛称もある。1月29日の欧州拠点のキック団体GLORYメキシコ大会では同団体フェザー級ランキング5位デニス・ウォーシック(ドイツ)を下している。