「野獣」ブロック・レスナーが、因縁続きの「筋肉魔人」ボビー・ラシュリーに対し、18日のプラミアム・ライブイベント、エリミネーション・チェンバー(カナダ・モントリオール・ベルセンター)でのシングル戦を要求した。1日28日の男子ロイヤルランブル戦(30人出場時間差バトルロイヤル)でラシュリーにリングから排除されて敗退していた悔しさを観客に伝えた。

大観衆を前にレスナーは「ロイヤルランブルは最悪だった。それがボビー・フー(ラシュリー)に排除されたからだ。先週の休暇は釣りやステーキを食べたりしていたが、ラシュリーのことしか考えられなかった」と厳しい表情。自らエリミネーション・チェンバー戦での対戦契約書を持参したことを明かし、ラシュリーをリングに呼び出しサインを求めた。

リングに入ってきたラシュリーに契約書を手渡したが「代理人弁護士やマネジャーに条項をチェックしてもらう」と即サインを拒否された。するとラシュリーを担ぎあげ、F5でマットにたたきつけ、遺恨が深まった。なお次週のロウ大会で両者そろったシングル戦の契約調印式が開催されることが発表されていた。