WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦で、同級7位の元WBO世界同級王者ウィルフレド・メンデス(26=プエルトリコ)が、同級3位の重岡優大(26=ワタナベ)に7回KOで敗れた。

メンデスは「世界チャンピオンに返り咲きたい夢はあったけど、準備期間も短かったので、思うような内容にはなりませんでした」と悔しそうに話した。

重岡は弟銀次朗と、国内初となる、兄弟で同じ日に世界王座に就いた。メンデスは「もっと(攻めて)来るかなと思っていました。それでリズムをつくることができて、かみ合うことができた。自分の強さを少しは見せられたと思います。彼がチャンピオンになって、大変リスペクトしています」と敬意を示した。

今後について「日頃からもっと練習して、いつでも試合に行けるようにしたい。世界チャンピオンに戻ることが夢なので、試合内容も伴ったチャンピオンになりたいです」と王者返り咲きを誓った。