「女子プロレス界の傾奇者」ウナギ・サヤカが試合後にリングに登場し、7月9日「WRESTLE SEKIGAHARA 2」(大田区総合体育館)で現役キャバクラ嬢レスラー・リアラとの一騎打ちが決定した。

リアラから涙ながらに告白を受けた。「練習生になって、たたかれた時に、『負けるな』と言ってくださったことを忘れず1年間頑張れた。だからこそ、あなたを超えたい」。これに対し、ウナギはクールに一蹴。「頑張るだけじゃプロレスはできない。まなせゆうながいないからシングルマッチをするけど、オマエとはする価値もない」と突き放し「歯くいしばれ」と強烈ビンタを浴びせた。

出場を決めたのは、現在ヒザの手術の影響で長期欠場中のまなせを応援するためでもあった。「プロレスラーってリングの上でしか生きられない。とても苦しい時間を過ごしていると思う。だから助けに来た」と胸中を明かした。

昨年の大田区大会ではスペシャルシングルマッチで激しくぶつかり合った。プロレスを見ることしかできないまなせに、戦う姿を見せることで元気を送るつもりだ。「大田区に出たかったと思う。だからこそ私がもっと出たい気持ちと早く帰って来たい気持ちにさせたい」と力強く語った。

グラビアアイドルとして活動していたウナギ。19年に東京女子に入団し、プロレスデビューした。20年からはスターダム、昨年はガンプロ、ディアナ、ゼロワンにも参戦「極彩色に翔る傾奇者」の名の通り、色鮮やかなコスチュームでさまざまな団体のリングで暴れ回ってきた。「リアラを査定してやる」と意気込むウナギ。キャバ嬢を黙らせ、戦友にエールを送る。