新日本プロレスで活躍し「いぶし銀」として知られた元プロレスラー木戸修さんが死去したことが14日、分かった。11日の午後10時過ぎ、神奈川・横須賀市内の病院で亡くなった。73歳だった。同日、容体が急変し、自宅から救急搬送されて息を引き取った。

関係者によると、数年前から、がんを患っており、抗がん剤治療などの治療を続けていたという。

娘にはツアー1勝のプロゴルファー木戸愛(33)がいる。遺族の意向で、通夜・葬儀は近親者のみで執り行う。

木戸愛は「家族に見守られ穏やかに息を引き取りました。私にとっての木戸修は、優しい父親でもあり、偉大な先輩アスリートでもあり、尊敬し、父の娘であることを誇りに思っております。現在は、とても悲しく寂しい気持ちでいっぱいですが、これからは父が天から見守り、一緒に戦ってくれると信じて、一層競技生活に精進して参りたいと思います。父を応援してくださった皆さま、お世話になった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。ここに生前のご厚誼を深く感謝し心より御礼申し上げます」とコメントした。