<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア>◇28日◇東京・ディファ有明◇900人

 3日の福岡大会で一騎打ち後、握手して共闘の姿勢を見せた小島聡(40)と真壁刀義(38)が、その後、初めてタッグを組んだ。本間朋晃(34)を加え、6人タッグで石井智宏(35)飯塚高史(44)矢野通(33)組と対決した。

 パワーファイター6人がリング内、場外に入り乱れての乱戦。勝負を決めたのは、真壁と本間の、石井に対するサンドイッチラリアット。最後は小島がウエスタンラリアット、フォールを奪った。試合後に小島が真壁に握手の手を差し出すと、真壁もこれに応じて握りかえした。

 小島は「取りあえず、1戦終わった。この先、どうなるか分からないけど、けじめの握手くらいはね。今はスッキリしています」。真壁は「こんなもんだろ。戦うよりも、組んで魅せていったらいいんじゃない。小島も、この俺さまがバックにいるからノビノビやっていた」と話した。