あと1試合での引退を表明しているノアの小橋建太(45)が29日、現役引退を表明したプロ野球の松井秀喜(38)にエールを送った。この日、3日ぶりに都内で3時間のトレーニングを行った小橋は「もうプレーすることはできない無念な気持ち、やることはやったという気持ちのぶつかり合いだったと思う。自分は、あと1試合に向けて、余計に燃える思いが出てきた」。

 ともにスポーツ界のヒーローとして同じ時代を生き抜いた。「自分はいつも、他のスポーツにプロレスが負けてたまるかと思って戦ってきた。松井選手は野球を代表する選手だった。時を同じくして引退という決断をしたのに、縁を感じますね」と話した。