大相撲の春巡業は14日、長野県松本市で行われ、横綱日馬富士(伊勢ケ浜)が33回目の誕生日を迎えた。

 同部屋の前頭宝富士、十両誉富士、安美錦、照強らから誕生日ケーキとバースデーソングを贈られて「いろんな方々の出会いと応援と支えのもと33歳を迎えることができた。感謝の気持ちで一杯です」と笑顔で話した。春場所後に左膝と右肘に痛みが出て、巡業では満足する稽古ができておらず「ケガが多くて心配をかけているけれど支えてくれている人に感謝したい。土俵に上がって相撲を取るのが僕の幸せ。お客さんの声援がいい薬」としみじみと話した。