横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は、前頭2枚目の千代翔馬(25=九重)を寄り倒して3勝2敗とした。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭3枚目の大栄翔(23=追手風)を上手出し投げで下し5連勝。幕内の勝利数を684勝とし歴代10位となった。

 6場所ぶり38度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)も、小結御嶽海(24=出羽海)を上手投げで下し5連勝とした。

 横綱鶴竜(31=井筒)は、左足関節離断性骨軟骨炎のためこの日から休場。対戦相手の前頭2枚目隠岐の海(31=八角)は不戦勝で初日が出た。

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、関脇琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を上手投げで下して3勝目。大関豪栄道(31=境川)も、前頭筆頭の千代の国(26=九重)を押し出して3勝目、白星を1つ先行させた。

 大関どりを目指す関脇高安(27=田子ノ浦)は、前頭筆頭の遠藤(26=追手風)を寄り切って5連勝と星を伸ばした。

 人気力士の前頭10枚目宇良(24=木瀬)は、同12枚目の琴勇輝(26=佐渡ケ嶽)に突き倒され2敗目を喫した。

 5日目を終え、勝ちっ放しは白鵬、日馬富士、高安の3人となった。