横綱鶴竜(33=井筒)は小結北勝富士(26=八角)を押し出しで下して7勝1敗。

42度目の賜杯を狙う横綱白鵬(34=宮城野)は前頭4枚目栃煌山(32=春日野)に背後を取られながらも最後は小手投げで下して無傷の8勝目を挙げた。7日目終了時点で7戦全勝だった逸ノ城が敗れたため、単独首位に立った。

ご当所力士の大関豪栄道(32=境川)は前場所Vの玉鷲(34=片男波)を寄り切って7勝1敗。

大関かど番の栃ノ心(31=春日野)は勝ちっ放しの前頭4枚目逸ノ城(25=湊)を寄り切って5勝3敗。逸ノ城は今場所初黒星を喫した。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭3枚目正代(27=時津風)を押し出し7勝目を挙げた。

大関昇進を懸ける関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)は前頭筆頭遠藤(28=追手風)を突き出した。貴景勝は6勝2敗、遠藤は2勝6敗。

優勝争いは8戦全勝の白鵬、1敗で鶴竜、高安、豪栄道、逸ノ城、碧山(32=春日野)。