42度目の賜杯を狙う横綱白鵬(34=宮城野)と大関昇進がかかる関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)の今場所の行方を占う一番は、白鵬が貴景勝を上手投げで下し無傷の11連勝。貴景勝は前日の鶴竜に続く連日の横綱撃破はならず8勝3敗となった。

横綱鶴竜(33=井筒)は前場所Vの関脇玉鷲(34=片男波)を引き落として9勝2敗。玉鷲は4勝7敗。

大関陣は豪栄道(32=境川)が前頭5枚目千代大龍(30=九重)を押し出して9勝2敗。千代大龍は6勝5敗。高安(28=田子ノ浦)と、かど番栃ノ心(31=春日野)の大関同士の一番は高安が突き落として8勝2敗。栃ノ心は6勝5敗。

前頭4枚目逸ノ城(25=湊)は前頭7枚目碧山(32=春日野)の1敗同士の一番は、逸ノ城がはたき込み10勝目。碧山は9勝2敗となった。

人気力士の前頭筆頭遠藤(28=追手風)は小結北勝富士(26=八角)を押し出し4勝7敗。北勝富士は3勝8敗。

優勝争いは全勝で白鵬、1敗で逸ノ城、、2敗で鶴竜、豪栄道、高安、碧山、前頭8枚目琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)が続く。