14日目で平幕初優勝を決めた前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)が、小結御嶽海(26=出羽海)に寄り切られ12勝3敗で終えた。令和最初の本場所で幕内最高優勝を飾った朝乃山は、殊勲賞と敢闘賞もダブル受賞。安倍首相、トランプ大統領らからも表彰された。富山出身力士の優勝は103年ぶりの快挙。
優勝インタビューは以下の通り。
-おめでとうございます
朝乃山 ありがとうございます。
-どんなお気持ちですか
朝乃山 大変うれしく思います。
-初の賜杯を持った感想は
朝乃山 重たかったです。
-アメリカ合衆国杯を受け取った気持ちは
朝乃山 言葉に表せないほどうれしかったです。
-優勝の実感は
朝乃山 昨日よりは徐々に沸いてきました。
-どのあたりから優勝を意識しましたか
朝乃山 優勝するという気持ちになったら体が硬くなっちゃうので、あまり意識しないようにしました。
-重圧に押しつぶされそうにならなかったか
朝乃山 昨日とかすごいプレッシャーだったですけど、プレッシャーの中で自分の相撲ができました。
-強い気持ちを貫けた理由は
朝乃山 自分を信じようと思って土俵の上に立ちました。
-ここ数場所は負け越しが多かった。何が変わったのか
朝乃山 5月場所前、春巡業、場所前の稽古をやってきてそれを自信に変えたからこそこういう結果に結びついたと思います。
-要因は
朝乃山 この体を生かした前に前に攻める姿勢を崩さず取り組めた。
-地元富山も盛り上がっている
朝乃山 僕が入門してからずっと富山は応援してくれた。幕の内優勝はひとつ恩返しになったと思います。
-恩師への思いは
朝乃山 先生も喜んでいるはずだと思います。まだ先があるので頑張りたいと思います。
-これからの決意は
朝乃山 まだ三役なったことないので、三役目指して頑張っていきたいですし、その上を目指して頑張ります。
-時代を引っ張っていきたい気持ちですか
朝乃山 看板力士になれるように頑張ります。