大相撲の関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)が3日、千葉・船橋市の二所ノ関部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、10勝以上で大関に戻る秋場所(8日初日、東京・両国国技館)へ「合格点」と自己評価した。

前頭逸ノ城、竜電らと申し合いを行い、計5番で2勝3敗。番数、勝敗ともに数字の上では目立たなかったが、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「当たってから、また潜ってという攻めがよかった」と評価。右膝を痛めて2場所連続休場中の貴景勝も、師匠の分析に「それが自分本来の相撲。そういうことができる体になってきたので自分としては合格点」と、復調を実感した様子だった。