大関高安は妙義龍に寄り倒され、早くも4敗目を喫し、かど番脱出に暗雲が漂ってきた。

立ち合いこそ突いて出たが、もろ差しを許すと一直線に後退。土俵下に転げ落ちた。新たな休場者が出なければ、三役以上との対戦を5番残し、残り9日間で6勝以上しなければ大関から陥落。取組後は無言を貫き、帰途に就いた。