小結朝乃山(25=高砂)は右差しから電車道で宝富士を寄り切り、2敗を守り2桁に王手をかけた。

「思い切り当たって差し勝ったんで、左からおっつけながら出ていった」とけんか四つの相手に完勝。勝ち越した前夜は焼き肉を堪能。「勝ち越して行くと違う。気分良く行けた」。そこで気持ちを切り替え「勝ち越したことは昨日で終わっている。ここからまた白星を重ねたい」と引き締め優勝争いに生き残った。