大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)が17日、日本相撲協会を通じて、自身の現状を明かした。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各師匠判断となっているぶつかり稽古を13日から再開。「久しぶりでしたが、またここからじっくり体を作っていこうという気持ちです。これから徐々に感覚を戻していきます」とコメントした。

プロ野球やJリーグなど、さまざまなスポーツが開幕、再開へと動きだそうとしている中、日本相撲協会も7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の無観客開催を目指している。鶴竜は「しっかり良い準備をして、皆さんに喜んでもらえるような相撲を取りたい。今まで同様、常に良い準備をしておくこと。それだけです」と意気込んだ。