日本相撲協会は6日、幕下以下の力士1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。所属部屋などについては発表していない。

当該力士は5日の午後に体調を崩し、近隣の病院で抗原検査を受けたところ、同日夜に陽性と判明した。6日から医療機関に入院。保健所による濃厚接触者の特定、検査などが行われる予定で、濃厚接触者と特定されなかった部屋関係者についても協会としてPCR検査を行う。現時点で発熱などの症状を訴えている部屋関係者はいない。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「感染経路などは分からない。日曜日ということもあり、本人の詳しい症状なども分からない」とした。秋場所(13日初日、東京・両国国技館)まで1週間。同広報部長は「大部屋に住んでるから部屋でどう接触していたか。1人で収まってくれればいいけど、場所も近づいてきているので心配」と話した。