大相撲の横綱白鵬(35=宮城野)が秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を初日から休場することが決まった11日、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が白鵬の状態を説明した。

師匠によると、日本相撲協会には「右膝蓋大腿靱帯(しつがいだいたいじんたい)損傷、関節内巨細胞腫で今後約3週間のリハビリテーション加療を要する見込み」との診断書を提出。8月13日に関節鏡視下手術を行い、その後は治療をしてきたという。

「これからリハビリして稽古という感じ。まだそんきょもできない状態。先生が言うには良くこの形で相撲を取れたねと不思議に思ったくらい悪かったみたい」と説明した。

11月場所の出場についても、師匠は「ギリギリ取れそうな感じですね。今の感じで行くと」と不安視していた。