日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は9日、出稽古の希望者を対象に東京・両国国技館内の相撲教習所で行う合同稽古の詳細を明かした。期間は16日から22日で、参加者は関取が10人前後、幕下が14人程度という。

電話取材に応じた同広報部長は「来る力士は15、19日と2回、PCR検査を受けてもらう。(取材は)マスクしてフェイスシールドして距離は3メートルあける」など、感染対策を徹底することを強調。出稽古は5日から2週間限定で解禁されており、解禁期間を数日超えることになるが「少し(取りまとめが)遅れたから。そのぶん、少しでも場所に近い方がいいというのも力士にはあったのだろう」と説明した。

11月場所(両国国技館)は11月8日に初日を迎える。