日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が23日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の開催方法などについて、来週にも理事会を開催して話し合う予定であることを明かした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、都内では緊急事態宣言が発令される方向となっている。同宣言の期間は4月26日から5月11日までで、夏場所3日目までと重なる。芝田山広報部長は「(期間が)いつからいつまでとなった段階でこちらも動かないといけない」と宣言が正式に発令されてから、あらためて夏場所の開催方法などについて話し合うとした。「日本国内、世界中で起きていることなので、柔軟に対応していくしかない。確かに苦しい、厳しい状況です。だけどみんなで協力して抑えていかないことには抑えられない」などと話した。