日本相撲協会は23日、政府による緊急事態宣言発令決定を見越し、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)を3日目(同11日)まで無観客とする方針を固めた。協会関係者が明かした。

当初は定員の約半分にあたる観客上限5000人で開催予定だった。無観客開催は、新型コロナ感染拡大による昨年春場所以来2度目となる。また、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は報道陣の電話取材に応じ、26日にも理事会を開催することを明かした。3日目までの無観客開催などを含め、夏場所の開催方法について話し合われる。