日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。
3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。
これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。返り咲きの照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は初日、東前頭2枚目の明生(25=立浪)の挑戦を受ける。2年前の夏場所で初優勝した朝乃山(27=高砂)は、結びの一番で小結大栄翔(27=追手風)と対戦する。貴景勝(24=常盤山)は東前頭筆頭の若隆景(26=荒汐)と、2度目のかど番となった正代(29=時津風)は西前頭筆頭の北勝富士(28=八角)と対戦する。
十両以上の休場は白鵬の他もいずれも幕内力士で、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。
天空海 -千代丸
魁 聖-石 浦
千代大龍-大奄美
明瀬山 -隠岐の海
琴恵光 -千代翔馬
琴ノ若 -照 強
玉 鷲-輝
志摩ノ海-遠 藤
剣 翔-宝富士
栃ノ心 -逸ノ城
英乃海 -阿武咲
豊昇龍 -妙義龍
御嶽海 -霧馬山
千代の国-隆の勝
高 安-翔 猿
明 生-照ノ富士
正 代-北勝富士
若隆景 -貴景勝
朝乃山 -大栄翔