大相撲名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ=愛知県体育館)の御免札が16日、会場に設置された。新型コロナウイルスの影響で昨年は東京・両国国技館に変更されたため、2年ぶりの開催となる。

担当部長の出羽海親方(元幕内小城ノ花)は「2年ぶりの名古屋で、協会としても(昨年3月の大阪以来)約1年半ぶりの地方場所ということで、緊張しています」。緊張の理由を問われ、「コロナ禍とあって神経を使っています。無事に早く初日を迎えたい。しっかり感染対策をして安全に相撲を観戦してもらえたらと思っています」。

観客に配布する「注意書き」も公開。感染防止が最大のテーマとなる。

収容人数の半分、3800人を上限とする。初日、千秋楽はほぼ完売も、平日等はまだ余裕もあるという。出羽海親方は「照ノ富士の綱とりが一番の見どころ。チケットはまだ若干残っているようなので、会場にぜひ来てもらって相撲を楽しんでもらいたい」とアピールした。