日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が21日、報道陣の代表電話取材に応じ、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受けた協会員全員が陰性だったことを明かした。

同検査は、昨年の春場所以来の地方開催となる名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた検査で、この日に実施。23、24日には力士や親方衆がワクチン接種を行い、順次、各部屋ごとに名古屋入りするという。

芝田山広報部長は「名古屋に乗り込むにあたって、しっかり予防して乗り込むことが前提です。名古屋入り後も引き続き、朝晩の検温とともに、体調が悪かったり、熱があった場合は即座に連絡して、しかるべき検査を受ける」と説明した。