阿武咲は明生の立ち合いすぐのはたき込みに足がついていかず、あっけなく4敗に後退した。花道を引き揚げる際にはぼうぜんとした表情。会場を後にする際には切り替えた様子で「本当に強かったら残っている。まだまだ力が足りない。一からやり直す」と力強く語った。千秋楽で18年九州場所以来の11勝を狙う。