東前頭7枚目の高安が再び優勝争いの単独トップに立った。大関貴景勝の厳しい突き放しをしのぎ、左を差して組み止めると最後は右からの上手投げで1敗を守った(12勝目)。悲願の初優勝へ、14日目は大関正代戦。高安が勝って、若隆景が敗れれば優勝が決まる。

新大関御嶽海は優勝争いに踏みとどまった。新関脇の若隆景と対戦。立ち合い、左を差して一気の出足で寄り切った。東洋大の先輩でもあり、意地を見せてまず目標の2桁10勝に到達した。


2敗に後退した若隆景は14日目、結びで大関貴景勝との対戦に臨む。

西前頭6枚目の琴ノ若も大関正代を寄り切って3敗を守り、優勝の可能性を残した。

▽1敗 高安 ▽2敗 若隆景 ▽3敗 御嶽海、琴ノ若


春場所13日目の取組模様を写真で振り返ります。


大相撲春場所 全取組結果

若隆景、高安ともに白星1敗並走の初V争い 御嶽海、琴ノ若は2差3敗に後退/12日目写真特集


三段目

【三段目】神崎が7戦全勝でV 大学先輩の阪神佐藤輝明効果!?「報告したい」

木竜皇(右)を寄り倒しで破り三段目優勝を飾った神崎(撮影・和賀正仁)
木竜皇(右)を寄り倒しで破り三段目優勝を飾った神崎(撮影・和賀正仁)
三段目優勝を決めた神崎(撮影・小沢裕)
三段目優勝を決めた神崎(撮影・小沢裕)

幕下

【幕下】カザフスタン出身の金峰山が7戦全勝でV 千代の海を押し出し、来場所は幕下上位へ

金峰山(左)は押し出しで千代の海を破り幕下優勝を決める(撮影・小沢裕)
金峰山(左)は押し出しで千代の海を破り幕下優勝を決める(撮影・小沢裕)
幕下優勝を決めた金峰山は勝ち名乗りを受ける(撮影・小沢裕)
幕下優勝を決めた金峰山は勝ち名乗りを受ける(撮影・小沢裕)

幕内


剣翔(6勝7敗)突き出し一山本(6勝7敗)
取り直しの一番で一山本(左)は剣翔を突き出しで破る(撮影・小沢裕)
取り直しの一番で一山本(左)は剣翔を突き出しで破る(撮影・小沢裕)

琴恵光(8勝5敗)押し出し豊山(7勝6敗)

☆琴恵光 懐に入るか、下から攻めるか。下から攻められたのでよかった。(2場所連続の勝ち越し)先場所も勝ちが先行したので落ち着いて相撲がとれた。

琴恵光(右)は豊山を押し出しで破る(撮影・小沢裕)
琴恵光(右)は豊山を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

荒篤山(6勝7敗)押し出し照強(7勝6敗)

☆照強 相手に突かせないのが今日の課題、勝つ条件だと思っていた。下から入っていい攻めができた。

★荒篤山(照強が)潜ってくることばかり意識して強く当たれなかった。切り替えていきます。(7敗目に)星は意識せず、自分の相撲をとるだけです。

豪快に塩をまく照強(撮影・小沢裕)
豪快に塩をまく照強(撮影・小沢裕)
照強(右)が荒篤山を押し出しで破る(撮影・和賀正仁)
照強(右)が荒篤山を押し出しで破る(撮影・和賀正仁)

妙義龍(5勝8敗)小手投げ錦木(8勝5敗)

☆錦木 幕内に戻って勝ち越せてうれしい。家族の支えもあり、部屋の親方衆の支えもあって、助かっています。

錦木(左)が小手投げで妙義龍を破る(撮影・和賀正仁)
錦木(左)が小手投げで妙義龍を破る(撮影・和賀正仁)

千代の国(5勝4敗4休)突き出し碧山(7勝6敗)
碧山(右)が突き出しで千代の国を破る(撮影・和賀正仁)
碧山(右)が突き出しで千代の国を破る(撮影・和賀正仁)

志摩ノ海(7勝6敗)寄り切り千代丸(4勝9敗)

☆志摩ノ海 しっかり下から我慢できた。(残り2番)何も考えず一番一番に集中したい。

志摩ノ海は千代丸(右)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
志摩ノ海は千代丸(右)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

千代大龍(6勝7敗)はたき込み若元春(8勝5敗)
千代大龍(右)は若元春をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)
千代大龍(右)は若元春をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

翔猿(7勝6敗)すくい投げ琴勝峰(6勝7敗)

☆翔猿 悪い体勢だったが最後は意地で勝ててよかった。(埼玉栄の後輩だから?)それよりも連敗してたんで。集中してあと2日、頑張りたい。

翔猿(右)は琴勝峰をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)
翔猿(右)は琴勝峰をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)

千代翔馬(5勝8敗)すくい投げ(6勝7敗)
千代翔馬(左)をすくい投げで破る輝(撮影・和賀正仁)
千代翔馬(左)をすくい投げで破る輝(撮影・和賀正仁)

天空海(3勝10敗)すくい投げ隠岐の海(4勝9敗)
天空海(右)をすくい投げで破る隠岐の海(撮影・和賀正仁)
天空海(右)をすくい投げで破る隠岐の海(撮影・和賀正仁)

佐田の海(4勝9敗)押し出し石浦(1勝6敗6休)
佐田の海(左)は石浦を押し出しで破る(撮影・小沢裕)
佐田の海(左)は石浦を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

霧馬山(9勝4敗)外掛け栃ノ心(8勝5敗)
霧馬山(右)は外掛けで栃ノ心を破る(撮影・小沢裕)
霧馬山(右)は外掛けで栃ノ心を破る(撮影・小沢裕)

北勝富士(7勝6敗)はたき込み玉鷲(6勝7敗)
北勝富士(左)は玉鷲をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)
北勝富士(左)は玉鷲をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

明生(1勝12敗)送り出し宇良(3勝10敗)
宇良(右)は明生を送り出しで破る(撮影・小沢裕)
宇良(右)は明生を送り出しで破る(撮影・小沢裕)

大栄翔(6勝7敗)はたき込み阿武咲(5勝8敗)
大栄翔(右)は阿武咲をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)
大栄翔(右)は阿武咲をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

逸ノ城(9勝4敗)あびせ倒し豊昇龍(6勝7敗)
逸ノ城は豊昇龍(左)を浴びせ倒しで破る(撮影・小沢裕)
逸ノ城は豊昇龍(左)を浴びせ倒しで破る(撮影・小沢裕)

隆の勝(4勝9敗)寄り切り宝富士(4勝9敗)
隆の勝(左)は宝富士を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
隆の勝(左)は宝富士を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

遠藤(7勝6敗)突き出し阿炎(7勝6敗)
土俵際から一気に遠藤(左)を攻め込む阿炎(撮影・小沢裕)
土俵際から一気に遠藤(左)を攻め込む阿炎(撮影・小沢裕)

若隆景(11勝2敗)寄り切り御嶽海(10勝3敗)
御嶽海は若隆景(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
御嶽海は若隆景(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
10勝目を挙げた御嶽海(撮影・小沢裕)
10勝目を挙げた御嶽海(撮影・小沢裕)
御嶽海(右)に寄り切りで敗れた若隆景、手前は高安(撮影・和賀正仁)
御嶽海(右)に寄り切りで敗れた若隆景、手前は高安(撮影・和賀正仁)

高安(12勝1敗)上手投げ貴景勝(8勝5敗)

☆高安 我慢できました。(若隆景が負けた後の土俵だが)自分の相撲に集中しようと。再三突き放されたが何とか残って、気持ちでとりました。

高安(右)は貴景勝を上手投げで破る(撮影・和賀正仁)
高安(右)は貴景勝を上手投げで破る(撮影・和賀正仁)
高安(右)は貴景勝を上手投げで破る(撮影・和賀正仁)
高安(右)は貴景勝を上手投げで破る(撮影・和賀正仁)
高安は貴景勝(下)を上手投げで破る(撮影・小沢裕)
高安は貴景勝(下)を上手投げで破る(撮影・小沢裕)

正代(7勝6敗)寄り切り琴ノ若(10勝3敗)

☆琴ノ若 思い切っていくことだけ考えていたのであまり(内容は)覚えていないけど、攻めきることができて良かった。(優勝の可能性を残すが)1日1日、自分の相撲をやり切ることだけを考えている。残り2日ありますし、そこを勝たないとそもそも話にならない。1日1日取り切って、その後の結果でいいと思う。

★正代 今までの相撲に比べて硬かった。(勝ち越しを)意識しないようにはしていたが、意識しちゃうところはありました。(連勝の)流れを止めたくない気持ちはあった。

琴ノ若は正代(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
琴ノ若は正代(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

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